兵庫県でそば処は?と聞かれて代表格として思い浮かぶのは「出石」だと思うのですが
そこから更に更に東の山間部を目指すと現れるのが「但東町」と言うエリア。
三方が京都の県境と接し、山の緑がとにかく美しい山間の町で
春には「チューリップまつり」が開かれることでも知られている地区なのですが
この町で大切に、400年と言う長い間守り継がれてきた
「赤花そば」と言う蕎麦の在来種があるのをみなさんご存じでしょうか?
通常、そばの花は真っ白の花を咲かせるんですが
赤花そばはその名の通り、可愛らしい赤い花を咲かせます。
採取される実は品種改良を一切行っていないので小粒だけれど
粘りがあって風味も豊かなんだそう。
今回のココがフィールドでは
その在来種の特徴を最大限に生かした方法を模索しながら
栽培~製粉~製品化 まで全てを担っている赤花そばの郷さんを訪問し
その工程をすべて見せていただいてきました。
赤花そばのおいしさを最大限に生かした製法「水そば」の感動試食も必見です!
また、但東町でも沢山の町の方ともお話をすることができました。
町の皆さんの温かさ、晩秋の時期ならではの見どころである「ドウダンツツジ」も後半ではご紹介しています。
兵庫県の広さと、豊かな自然と恵みを存分に楽しんで頂ける回となりました。
是非、皆さんにも現地で、五感をフル活用で楽しんで頂きたいです。
文責:広報専門員 清水 理恵子