そうめんづくり85年

冬から春にかけて、粉をねり、引き延ばし、天日に干してできあがる、手延べそうめん・揖保乃糸。手作業を守る天日干し作業は、地域の春の風物詩です。

よみがえる杉原紙

江戸時代に隆盛し大正期に西洋の紙におされて「幻の紙」となった「杉原紙」。これを蘇らせるため「杉原紙研究所」ができ、再び紙作りが始まりました。

山陽新幹線 兵庫まっしぐら

県南部を東西に貫く山陽新幹線は、その35%がトンネルの中。最新の設備の新幹線が、高速で新大阪・岡山間を結びます。

生野ダム工事 いよいよ本番

県内最大級のダムの定礎式。ダムで水没する上生野(こうじくの)の貴重な風景映像も残されています。

就職にも情報化時代の波

情報化時代に合わせ、明るくイメージチェンジを果たした職安行政。求人情報もコンピューターで、県内の各職業安定所に一斉に提供されます。

清い水めざし流域下水道づくり

武庫川河口近くで、武庫川流域下水道の建設が進みます。市街地近くでは騒音等に配慮し、橋の下では特殊な工法を取り入れながら、阪神間の生活環境の向上を目指します。

万国博がやってくる

万国博覧会の開会に向け、県内では道路などのインフラが急ピッチで整備されました。最終仕上げとなる万博会場の様子なども描かれています。

生れ変った但州丸

県立香住高校に大型漁業練習船「但州丸」が完成、旧香住町柴山港でお披露目がされました。長い航海に備え、冷凍室や造水装置も備える最新式の実習船に、生徒達の笑顔がはじけます。

うずしおライン完成

南淡路道路「うずしおライン」が全線開通。福良から阿那賀まで、眼下にうず潮を望むドライブウェイでの祝賀パレードが行われました。

けむりをとらえる

煙突から出る煙の大気中の拡散の仕方を調べるための調査を実施。風速・風向きを調べるパイロットバルーンや、特殊ガスを注入した煙突の付近の空気の採集・分析など、工業化の進む中で県民の健康を守るための努力が続けられています。

南北結ぶ 本とメダカのバス

へき地の学校に本を届ける教育委員会の取組みを紹介。お礼にメダカを届けるなど、心温まる交流の様子が描かれています。

アナボコ110番-道路補修機動隊-

県管理道路の不良箇所をスピーディに補修するため、新たに道路補修機動隊が県内13箇所の土木出張所に配置されました。路上の穴の補修や路盤の改良に大活躍です。

神戸で開港100年祭

神戸港100周年を祝う祭りが市内各地で開催されました。市民参加のパレードでは、明石海峡大橋のレプリカも登場。貿易港・神戸の100年の歴史と未来が輝く、晴れやかなひとときです。

かけ橋への道

夢のかけはし・明石海峡大橋の敷設に向け、淡路島島内の道路の敷設が進みます。島内の利便性の向上のほか、うずしお観光にもってこいの小鳴門橋など、観光振興にも期待が集まります。

発掘された田能遺跡

工業用水道工事の現場で弥生時代の遺跡が発見。出土品の復元作業や発掘作業には、学生や地元の婦人会の方々も参画、地域ぐるみで文化財を守ろうと取り組んでいます。

聖火兵庫路を行く

東京オリンピックに向け、聖火リレーが県内を走り抜けます。岡山からの聖火は、姫路、高砂、明石などを走り県庁へ到着、立杭焼の聖火台に点火されました。また、鳥取からの聖火は、つづら折りの但馬海岸を走り抜け、一路東京を目指します

マンモス調理所八鹿町に完成

旧八鹿町で、町内8つの小中学校の給食をつくる最新式の給食センターが完成、子ども達に栄養たっぷりの昼ご飯を届けます。

播磨灘でタコの放流

冬の寒波で絶滅に瀕した明石ダコを救うため、地域の漁協が九州天草から取り寄せた小ダコを放流、一定期間漁を禁止し、例年並みの漁獲量の再興を目指します。

エンジン快調 町営バス

移動公民館・公共交通の両方を兼ねる旧多紀町の町営バス、「ささゆり号」。診療所や保育所などへの移動のほか、移動図書館や機材を積んで出張講習会を行うなど、地域の方々に大人気です。

ニュータウンを造る

住宅難の解消と住みよい住環境づくりを目指し、「県営西舞子団地」の造成が始まりました。広大な土地を重機でならしていく様子は圧巻です。