今年の課題「水資源」
建設が進む阪神工業地帯の周辺地域では、工業用水の需要が高まり、水不足が深刻化。尼崎では地盤沈下も問題になりました。これを解決するため、阪神上水道の拡張工事が進められました。
この潮の香 この水の味
但馬の香住海岸でのワカメ採りやワカメ干し、家島・坊勢島での水汲みなど、人々の日々の営みが美しく切り取られています。家島で完成間近の簡易水道の様子も記録されています。
兵庫国境線 東西の山・南北の海
東西南北の県境の風景。北端の旧竹野町猫崎、東境の能勢妙見、西境の赤穂上郡、南端の淡路水仙郷。場所や風俗は違えど、変わらぬ温もりあふれる人々の営みが、美しい映像で綴られます。
水と雪から生まれる
「間に合い紙」の名で知られ、400年の歴史を持つ、西宮市名塩の名塩和紙。海抜800mの山腹に数ヶ月こもり作り出される養父町建屋の炭焼き。変わらぬ技術の継承と、新たな設備の導入により、伝統的な産業は脈々と引き継がれています
くろい土 白い土
旧今田村の立杭焼、登り窯での焼成や、墨流し・筒書きなど、職人の手さばきも鮮やかです。また、旧出石町では白磁に菊の彫りなども美しい出石焼が、但馬工芸指導所の指導のもと生産されます。