こうのとりがやってきた

移動公民館、こうのとり号が完成。読書の秋、1500冊もの本を積み込んで、県内各地を巡回します。

北但海岸道路 晴れの全線開通

陸上自衛隊の力により、断崖絶壁の海岸線を走る北但開発海岸道路が完成。但馬海岸の開発の大きな足がかりと期待されます。

「凶器」、歳末を走る

自動車が急激に普及し、交通事故の発生件数が激増した街で、交通の安全を守るために活動する、警察官や街の人々の様子がいきいきと描かれています。

工場用地の埋立始まる

高砂の海岸に、播磨工業地帯の一翼を担う工場用地を造成。サンドポンプ船が海底の土砂を吸い上げ、新しい陸地に運びます。

春の潮のわかめ採り

旧北淡町富島の沖合で、養殖ワカメを採る漁師たちと、船一杯のわかめを岸辺で干すおかみさんたち。淡路の春は、わかめの潮の香りに包まれます。

銀嶺 氷の山

スキーを楽しむ人々でにぎわう樹氷の美しい氷ノ山、そのふもとに広がる旧美方町の熱田分校では、子どもたちが元気いっぱいに過ごしています。

今年の課題「水資源」

建設が進む阪神工業地帯の周辺地域では、工業用水の需要が高まり、水不足が深刻化。尼崎では地盤沈下も問題になりました。これを解決するため、阪神上水道の拡張工事が進められました。

丹波グリはまっ盛り

「銀寄」と呼ばれる大粒の丹波栗は、砂糖漬けやマロングラッセに加工され輸出される人気もの。秋の日差しの下で、栗も栗拾いにいそしむ人々の笑顔も、輝いています。

ワイドの目 但馬秋色 

旧香住町での梨の収穫、旧日高町・神鍋高原での乳牛の放牧や乳しぼり、浜坂港建設のための大規模工事など、忙しく働く但馬の人々の姿が描かれています。

早乙女はうず潮こえて

玉ねぎの収穫で田植えが遅れる淡路島に、徳島県から応援軍が到着。慣れた手さばきで、稲が美しく植えられていきます。

この潮の香 この水の味

但馬の香住海岸でのワカメ採りやワカメ干し、家島・坊勢島での水汲みなど、人々の日々の営みが美しく切り取られています。家島で完成間近の簡易水道の様子も記録されています。

春雪をひらく

2月、雪深い但馬で、雪を除け、道を作るために、ブルドーザーで、シャベルやスコップで、地域の人々が総出の作業。一方、子ども達は、雪合戦で元気一杯です。

兵庫国境線 東西の山・南北の海

東西南北の県境の風景。北端の旧竹野町猫崎、東境の能勢妙見、西境の赤穂上郡、南端の淡路水仙郷。場所や風俗は違えど、変わらぬ温もりあふれる人々の営みが、美しい映像で綴られます。

水と雪から生まれる

「間に合い紙」の名で知られ、400年の歴史を持つ、西宮市名塩の名塩和紙。海抜800mの山腹に数ヶ月こもり作り出される養父町建屋の炭焼き。変わらぬ技術の継承と、新たな設備の導入により、伝統的な産業は脈々と引き継がれています

こうのとり誕生

この年の春に生まれた、たった一羽のこうのとりのひな鳥。巣立ち前のすがたを、地域の人々は慈しみを込めて見守ります。

あの道 この道

第二阪神国道の建設、国道2号線、神明国道、蓬莱峡、遠阪峠、生野峠、フェリーボート明石海峡、播磨浜国道など、県内各地で主要道路の整備が進み、産業の発展を支えます。

ボクらの駅に汽車が来た

旧香住町余部に駅を作るため、地域の人々は総出の作業。重い石を運ぶ子ども達は、駅が出来れば香住の本校に通えると、楽しみを胸に頑張ります。

冬来る奥但馬

大根の保存食料づくり、藁を使った雪囲いなど、但馬の冬仕度は大人から子どもまで大忙し。関西電力矢田川発電所の稼働は、そんな但馬の冬に希望のあかりを灯します。

くろい土 白い土

旧今田村の立杭焼、登り窯での焼成や、墨流し・筒書きなど、職人の手さばきも鮮やかです。また、旧出石町では白磁に菊の彫りなども美しい出石焼が、但馬工芸指導所の指導のもと生産されます。

“海の牧場”

真珠の養殖作業や、通称「じゃのひれ」という州に囲まれた入り江でのはまちの養殖など、恵み豊かな福良湾で働く人々の姿がいきいきと描かれています。