「人のために役立ち、喜ばれる仕事がしたい」と、進路を模索した高校時代から15年。義肢装具士(*)となり、自分の足に合う靴となかなか出会えず困ったり、悩んだりしている人たちを、足にやさしく美しい整形医療靴(*)でサポートを続ける菅野ミキさん。一人ひとりのお客様に寄り添うことで生まれるのは、足にやさしくきちんと体に合った靴、歩くことや出かけることが楽しくなる靴、そしておしゃれを楽しみたい気持ちをあきらめさせない靴です。「靴の持つ力って、意外とすごいんです。」と微笑む菅野さん。たくさんのお客様の心と人生を豊かにしている、菅野さんの靴づくりについてうかがいました。
*義肢装具士: 厚生労働省の免許を受けて、医者の指示の下に、義肢及び装具の装着部位の採型並びに義肢及び装具の製作及び身体への適合を行うことを業とする者。
*整形医療靴:扁平足や外反母趾、左右の脚長差があるなど、さまざまな病気やケガ、障がいなどにより足にトラブルを抱えている人や歩行が困難になった人たちのサポートをするための靴。
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