「おばちゃん、お祭りへ行こう!」 ふるさとを元気にすることも、災害からみんなを守ることも、赤松地区ではこんな呼びかけから始まります。 上郡町の中でも特に高齢化が進むこの地域を元気にするために、大切にしているのは隣近所が声をかけ合うことです。「隣の家の縁側で、一日中でも世間話ができるような付き合いを心がけたい」と言う古正好晴さん。声をかけるだけでなく、かけてもらえる関係づくりは、防災にもつながるからです。「あの人が逃げようと言うなら、一緒に行こう」と思える信頼関係を築くことが、地域づくりにも防災にも最も必要だと話す古正さんに、赤松地区での取り組みについてうかがいました。

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