兵庫県のほぼ中央。播磨地域の最高峰として知られる千ヶ峰の南麓に、静かにたたずむ棚田の村、多可町加美区岩座神(いさりがみ)。農林水産省による「日本の棚田百選」にも選定された美しい石積みの棚田を活かし、都市住民と交流を重ねる「棚田オーナー制度」は今年21年目を迎えた。「棚田コンサート」や「棚田カフェ」といったイベントの開催、兵庫県立大学との連携による「いさりがみ自然学校」の開校や、滞在型市民農園「クラインガルテン岩座神」の運営など、移住・定住につながる可能性の創出に向け様々な取り組みが続けられている。最近は、棚田を上空からドローンで撮影した動画で「棚田米」をアピール。美しい棚田の景観を守りながら、その独特の自然環境を活かした米のブランド化に挑むことで、新たな地域づくりをめざす。平成10年「豊かな村づくり全国表彰」で近畿農政局長賞を受賞。
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