神戸市垂水区と明石市にまたがる丘陵地で、昭和39年にまちびらきした明舞団地。半世紀が過ぎた現在、憧れだったニュータウンは、65歳以上の高齢者が40.91%にも達する。そんなコミュニティの再生に向け、平成15年、兵庫県が「明舞団地の再生および活性化のための空き店舗活用モデル事業」を募集。その事業者として採択された「NPO法人ひょうご農業クラブ」が、代表として白羽の矢を立てたのが入江一恵さんだ。同年10月、入江さんは「NPOひまわり会」を立ち上げ、ボランティア仲間17人とともに「ふれあい食事処 明舞ひまわり」の営業を開始。食堂・配食事業をはじめ、料理教室やイベントの企画・開催、独居高齢者のための生活支援事業など、「食」を通して地域のつながりをつくる様々な活動に取り組んでいる。平成24年、明るい地域社会づくりへの顕著な貢献により「兵庫県社会賞」を受賞。

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