災害大国と呼ばれる日本において、住民一人ひとりがそれぞれの地域で防災力を高められる担い手になろう――。平成7年に起こった阪神・淡路大震災を契機に防災士制度が誕生し、2003年10月から現在まで、全国の防災士は167,995名、そのうち兵庫県内では5,219名が活動している(平成31年2月末現在)。その中の一人が、横山恭子さんだ。災害時の被災地支援はもとより、学校や自治体での防災講座や研修、講演活動の他、子ども会や地域のお祭り、イベントといった身近な行事を活かした防災訓練を展開。さらに女性として、また母親としての視点から、日常の暮らしの中に防災を根付かせるための工夫を凝らした活動を通じ、家族単位、地域単位での防災力向上に取り組んでいる。
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