カーブが続く山間の道を抜けると、空に向かって広がる緑たっぷりの段々畑を背景に、大坪だんだんファームの姿が現れます。ほ場整備(*)と集落営農(*)で農地を守るため、集落のみんなで農業経営に取り組み始めた地域づくり事業は、集落内の農地ほぼすべてを営農組織に集積することに成功。4年後には株式会社化し、ほ場整備工事に着手します。令2年2月には、観光農園をオープンさせますが、新型コロナウイルスの影響で1カ月間の休業に追い込まれました。そんな予期せぬ事態も、慣れない農業経営に取り組む不安との葛藤も、「攻めの農業」で乗り越えると語る岡田昭男さん。経営に取り組むモットーとは? 思い描く未来の集落の姿とは? 岡田昭男さんにお話しいただきました。

*ほ場整備:水田や畑の区画を整理し、農道や用・排水路の整備などを行なうことで、農地の基盤を整える土地改良 *集落営農:集落単位で農家が各自の農地を持ち寄り、共同で農機具を所有したり、農作業を行ったりする農業形態

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