丹波市で育む新たな能楽文化の種 地方での文化創生を先駆けたい!

丹波市唯一の能楽師として、注目を集め続ける上田敦史さん。囃子を演奏する小鼓方である一方、地元の歴史や人物を題材にした新作能の作者としても活躍中です。大阪府豊中市から移住後、「その土地に根付いているものこそが歴史文化。文化を人に伝えていくことが地元愛につながり、地域づくりになる」と実感。能楽が誇る伝統に、斬新なアイデアを取り入れながら、能楽文化の継承とふるさと観光資源の創出を目指し、精力的な活動に取り組んでいます。「外から持ち込む“鉢植え”ではなく、その場所に種をまき、根付かせることが伝統文化を育てること」と話す上田さんに、能楽師としての挑戦と丹波市への想いをうかがいました。

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