おしゃれタウン神戸を象徴するようなショップが集積するショッピングフロアが併設された複合施設・神戸ファッションマート。
ベンチャー企業や起業家を支援する入居制度や、神戸のファッションビジネスを支援する活動など、単なるテナントビルにはない機能を有する最先端の建物に、社会福祉法人プロップ・ステーション神戸本部がある。
コンピュータを駆使することで、障がい者が働ける環境を整え、企業による障がい者雇用を促進させることを目的に活動している団体だ。

理事長の竹中ナミさんは、43年前、重い脳障がいを持って生まれた長女の誕生をきっかけに、知的・身体的ハンディがある方と触れ合う中で、個々の可能性を発見したという。
その後、障がいをマイナスと捉えない、アメリカ発祥の【使命や課題に挑戦するチャンスや資格を与えられた人=チャレンジド】という呼称を知り、障がいの代替語としてその精神とともに使用。
団体として、技術や制度を生み出すことで、日々、自立できるチャレンジドを誕生させている。

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