発掘された田能遺跡

工業用水道工事の現場で弥生時代の遺跡が発見。出土品の復元作業や発掘作業には、学生や地元の婦人会の方々も参画、地域ぐるみで文化財を守ろうと取り組んでいます。

聖火兵庫路を行く

東京オリンピックに向け、聖火リレーが県内を走り抜けます。岡山からの聖火は、姫路、高砂、明石などを走り県庁へ到着、立杭焼の聖火台に点火されました。また、鳥取からの聖火は、つづら折りの但馬海岸を走り抜け、一路東京を目指します

マンモス調理所八鹿町に完成

旧八鹿町で、町内8つの小中学校の給食をつくる最新式の給食センターが完成、子ども達に栄養たっぷりの昼ご飯を届けます。

播磨灘でタコの放流

冬の寒波で絶滅に瀕した明石ダコを救うため、地域の漁協が九州天草から取り寄せた小ダコを放流、一定期間漁を禁止し、例年並みの漁獲量の再興を目指します。

エンジン快調 町営バス

移動公民館・公共交通の両方を兼ねる旧多紀町の町営バス、「ささゆり号」。診療所や保育所などへの移動のほか、移動図書館や機材を積んで出張講習会を行うなど、地域の方々に大人気です。

ニュータウンを造る

住宅難の解消と住みよい住環境づくりを目指し、「県営西舞子団地」の造成が始まりました。広大な土地を重機でならしていく様子は圧巻です。

こうのとりがやってきた

移動公民館、こうのとり号が完成。読書の秋、1500冊もの本を積み込んで、県内各地を巡回します。

北但海岸道路 晴れの全線開通

陸上自衛隊の力により、断崖絶壁の海岸線を走る北但開発海岸道路が完成。但馬海岸の開発の大きな足がかりと期待されます。

「凶器」、歳末を走る

自動車が急激に普及し、交通事故の発生件数が激増した街で、交通の安全を守るために活動する、警察官や街の人々の様子がいきいきと描かれています。

工場用地の埋立始まる

高砂の海岸に、播磨工業地帯の一翼を担う工場用地を造成。サンドポンプ船が海底の土砂を吸い上げ、新しい陸地に運びます。

春の潮のわかめ採り

旧北淡町富島の沖合で、養殖ワカメを採る漁師たちと、船一杯のわかめを岸辺で干すおかみさんたち。淡路の春は、わかめの潮の香りに包まれます。

銀嶺 氷の山

スキーを楽しむ人々でにぎわう樹氷の美しい氷ノ山、そのふもとに広がる旧美方町の熱田分校では、子どもたちが元気いっぱいに過ごしています。

今年の課題「水資源」

建設が進む阪神工業地帯の周辺地域では、工業用水の需要が高まり、水不足が深刻化。尼崎では地盤沈下も問題になりました。これを解決するため、阪神上水道の拡張工事が進められました。

丹波グリはまっ盛り

「銀寄」と呼ばれる大粒の丹波栗は、砂糖漬けやマロングラッセに加工され輸出される人気もの。秋の日差しの下で、栗も栗拾いにいそしむ人々の笑顔も、輝いています。

ワイドの目 但馬秋色 

旧香住町での梨の収穫、旧日高町・神鍋高原での乳牛の放牧や乳しぼり、浜坂港建設のための大規模工事など、忙しく働く但馬の人々の姿が描かれています。

早乙女はうず潮こえて

玉ねぎの収穫で田植えが遅れる淡路島に、徳島県から応援軍が到着。慣れた手さばきで、稲が美しく植えられていきます。

この潮の香 この水の味

但馬の香住海岸でのワカメ採りやワカメ干し、家島・坊勢島での水汲みなど、人々の日々の営みが美しく切り取られています。家島で完成間近の簡易水道の様子も記録されています。

春雪をひらく

2月、雪深い但馬で、雪を除け、道を作るために、ブルドーザーで、シャベルやスコップで、地域の人々が総出の作業。一方、子ども達は、雪合戦で元気一杯です。

兵庫国境線 東西の山・南北の海

東西南北の県境の風景。北端の旧竹野町猫崎、東境の能勢妙見、西境の赤穂上郡、南端の淡路水仙郷。場所や風俗は違えど、変わらぬ温もりあふれる人々の営みが、美しい映像で綴られます。

水と雪から生まれる

「間に合い紙」の名で知られ、400年の歴史を持つ、西宮市名塩の名塩和紙。海抜800mの山腹に数ヶ月こもり作り出される養父町建屋の炭焼き。変わらぬ技術の継承と、新たな設備の導入により、伝統的な産業は脈々と引き継がれています