こうのとり誕生

この年の春に生まれた、たった一羽のこうのとりのひな鳥。巣立ち前のすがたを、地域の人々は慈しみを込めて見守ります。

あの道 この道

第二阪神国道の建設、国道2号線、神明国道、蓬莱峡、遠阪峠、生野峠、フェリーボート明石海峡、播磨浜国道など、県内各地で主要道路の整備が進み、産業の発展を支えます。

ボクらの駅に汽車が来た

旧香住町余部に駅を作るため、地域の人々は総出の作業。重い石を運ぶ子ども達は、駅が出来れば香住の本校に通えると、楽しみを胸に頑張ります。

冬来る奥但馬

大根の保存食料づくり、藁を使った雪囲いなど、但馬の冬仕度は大人から子どもまで大忙し。関西電力矢田川発電所の稼働は、そんな但馬の冬に希望のあかりを灯します。

くろい土 白い土

旧今田村の立杭焼、登り窯での焼成や、墨流し・筒書きなど、職人の手さばきも鮮やかです。また、旧出石町では白磁に菊の彫りなども美しい出石焼が、但馬工芸指導所の指導のもと生産されます。

“海の牧場”

真珠の養殖作業や、通称「じゃのひれ」という州に囲まれた入り江でのはまちの養殖など、恵み豊かな福良湾で働く人々の姿がいきいきと描かれています。

名産繁盛 柳まつり

柳製品の商売繁盛を祈る柳まつりのにぎわいや、地域の人々の手から見事な製品が生み出される様子が描かれています。

水不足もう大丈夫ー伸びる東播用水路

東播用水路が完成、灘の酒米などを生産する東播州の穀倉地帯が豊かな水に満ち、喜びのうちに田植えの季節を迎えました。

麦秋にさえる播州鎌

小野市で生産される播州鎌は、南米やアジアに輸出もされる一大産業。カミソリ鎌ともよばれ、重宝されています。

王者の味、味の王者 明石鯛の浜焼

春から秋まで、播磨灘一帯で行われる勇ましい鯛網。王者の味・明石鯛の浜焼きは風流な笠に包まれて、関東に向けても出荷されます。

機械化する新農業

トラクターの登場など、農業の機械化が進むなか、県では農業改良普及員の機動力を高めるため、3人に1台オートバイを導入、活動の幅が広がりました。

紙芝居業者の試験

子ども達に人気の紙芝居やさん、業として行うためには試験に受からなければなりません。筆記に実技、厳しい審査員に、会場には緊張が走ります。

新酒の初しぼり 

灘の酒蔵の酒造りの様子。昔ながらの道具を使ってリズミカルに酒造りを進める様子は圧巻です。

警察パレード

兵庫県警察始式が、神戸磯上グラウンドで開催。紙吹雪の中、隊列を組んで進むパレード隊の中に、父親の勇姿を見つけた母子の笑顔も誇らしげです。

冬の表情ところどころ

但馬の漁港のカニの水揚げや旧美方郡の各地で開かれる牛市、金物のまち三木市でのふいご祭りや金物振興展、淡路島の灘みかんの収穫など、県内各地での冬の恒例行事の様子が、いきいきと綴られています。

引原ダム貯水式

旧波賀町に15年をかけて完成した引原ダムの貯水式。地域の方々が感慨深いまなざしで見守る中、おごそかに貯水が始まりました。

鶉野平和祈念の碑苑保存会 理事/鶉野飛行場資料館 館長 上谷 昭夫さん|すごいすと Vol.83

昭和32年、運転免許を手にしたばかりの上谷さんが初めて車を走らせたのは、鶉野(うずらの)の静かなまちに横たわる、長さ1200メートル、幅60メートルのコンクリートの「道」でした。数年後、そのすぐそばにある会社の営業所で働

阪神間モダニズムvol.1

明治末期から昭和初期にかけて阪神地域に花開いた「阪神間モダニズム」の魅力を、建築を軸に、自然環境や外国人との交流、人々のライフスタイル等5つのテーマで紹介しています。 vol.1では、100年前、六甲山の花崗岩が風化して

阪神間モダニズムvol.2

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